杖突峠は国道152号線ながら、周辺の集落は急激な過疎化に見舞われている。
道路を走っていても、立派な住宅が4〜5軒も連続的に空家になっているのがよくわかる。
そのくらい、高齢化と過疎化が進んでいるから、これも社会ウオッチングとしてオイラの欠かせないテーマでもあるところ。
この地域は戦国時代には武田信玄の領地でもあり高遠城下町として昔は栄えていたであろうところが、いまではほんとうに人口減にあえいでいるといった感じで元気がない。
まさに、「…兵どもが夢のあと」、といったカンジなのである。
こんなところだからすでに、人間より野生動物のほうが勢いが増している。
集落全体に加齢臭が満ちれば、それを敏感に感じとるのが野生の力であり、地域住民の覇気のなさを読んで動物たちが強くなるのは当然だ。
まるで集落全体を大きくすっぽりと囲むように獣害フェンスが張り巡らされてはいるが、シカたちはそれを難なく突破して人家脇までやってきて作物を奪っていくからである。
こうした土地を、人間はやがて野生動物たちに明け渡すのも時間の問題であろう。
そう思いながら、ボクは車を運転しながら、そこに暮らす人々の心理をまさぐるのであった。
そして思うことは、ここには、地域を見張り引っ張っていくリーダーがすでにいなくなってしまっていると感じた。
野生動物の獣害対策には斬新で強力なリーダーシップのもとでの網掛けがなされないと失敗に終わる。
そのことにこの地域は気づいてないから、動物たちにナメられてしまっているのだ。
強力なリーダーが出てこないかぎり、もう手遅れだと思った。
いまや、そのくらい野生動物が強くなっている地域もあるのだから、これは全国的に意識も新たに、現代人は対策を考えていかなければならないところにきているからである。
初めてのご挨拶でありますが、
地球マルゴト誠に楽しいブログに出会い感謝致します。
さて世界の山河を旅し常に余裕有ればブッシュに踏み入る程に観察が好きです。
九州から上京後、成田空港近くで自然を相手に戯れています由。
10年前より住む隣接畑を農家人は綺麗に耕しますが翌朝は鳥や野獣のもの凄い足跡で可愛そうでした。ハクビシンや狸、イタチ、兎、雉。
野生に餌を与えるが、ペットの餌にも集まる狸ども、始めは可愛い2匹の狸、そのうちうちに子供を連れて来ては餌をネザル家族。
さて本題ですが親は野生の本能は持つが子は我が家のペットと変貌し。体の中身は家畜並さてこうなれば自然界の狸医者は存在しない。皮膚に住むダニも迷惑な話、栄養豊かな皮膚の若狸?ダニも家畜並に早く成長しますが?心配ご無用。これらは全てがいち早く自然淘汰されます。是は家畜化された我が国の縮図
話は戻りますが畑は適度の足跡となる。
野生は所詮野生でしか子孫繁栄が保てないが結論で有ります。
この辺りを今の若者に聞かせたい、若者の精子の減少、原因は餌である、今宵の戯言かも。
投稿日:2011/10/21 投稿者: 僻地