「動物の目から見た環境」
〜農業の周りで何が起こっているか〜
現代社会の農業に焦点を絞ったお話をさせていただきます。
環境問題と農業、獣害被害と、現代の動物たち・・・・・・
リンゴのプールでおいしいところだけを食べるニホンザルの一家
長野県の山の中で、ぼくはあたらしいごちそう砦に出くわした。そこは、リンゴ捨て場。売り物にならないリンゴが、果樹園からトラックではこばれてきて、大きな穴につぎつぎにすてられていた。大きな発酵しかけたリンゴの、あまいにおいでいっぱい。
ニホンザルの親子がやってきた。おいしいところだけ、ひろってはかじり、ポイ。またほかのリンゴをあさる。山ほどあるんだから、けちなことはいいっこなしだ。
ちょっとくらいキズがあっても、リンゴはおいしい。サルの中には、やがて、果樹園の木になっているリンゴのほうが、もっとおいしいことに気がつく、頭のいいヤツもいるだろう。 (アニマルアイズ・動物の目で環境を見る 1 ごちそう砦 より抜粋)
ごちそう砦
動物の鋭い目と鼻はゴミの山にごちそうを発見します。
ゴミ問題を動物の目を通して考えます。
○ たった1羽のフクロウが年間2500匹もの野ネズミを食べている。
○ 昔の農家とフクロウの関係
○ 野ネズミの平均寿命6ヶ月、森づくりに欠かせない動物。
○ 森に澄むフクロウは、樹齢1000年もの樹洞に営巣している。
○ 健康な土壌には、コーヒースプーン一杯の土にバクテリアが1億匹。
○ 水洗トイレ全盛の時代・・・バクテリアのいる土に「野糞」をしてみよう。
○ 「農業」に比べて答えの出ていない「林業」や「漁業」。
○ 獣害といわれる動物たちに対する社会的背景の考察。
○ 犬たちのペット化
○ 過剰生産品が、野生動物に味を覚えさせ被害拡大。
○ 農業現場が大規模「餌付け」になっている。
○ 外来動物の侵入被害に対する人間社会の意識欠如。
○ 新世代動物に対応する、意識改革の必要性。
北の国のトビたち

フェンスの上からトビたちが、いっせいに舞い降りてきた
カモメたちの大パーティー
毛ガニの荷ほどきをする若いカモメ
煙突の煙の中で
ゴミ焼却場の煙突から出る煙のまわりを飛ぶトビたち。
煙をあびて羽を消毒している。
こんがり焼きたてレストラン
ゴミ焼却場の燃えかすの中からごちそうをさがすカラスたち
スイカを食べるウリ坊たち
スイカ捨て場には、イノシシのお母さんが、子どもをつれてやってきていた。